美観地区人流NOWver.COVID-19
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が拡大し、日本全国に緊急事態宣言が出されました。一般社団法人データクレイドルでは美観地区に設置している人流解析カメラのデータを可視化し地方都市にある観光地の「今」をデータで示すことにいたしました。これにより、倉敷美観地区の現状をお伝えするとともに、日常に戻った際の活動にデータを役立てていただければと考えております。
人流解析カメラデータの解析からみる「今」の美観地区
人流解析カメラデータの解析からみる「平成30年(2018年)7月豪雨」の美観地区
比較的大きな災害のなかった2019年の通行量を平常時とすると、西日本豪雨災害のあった2018年は同じ7月で比較すると40%ほど通行量が少なかった。同様に新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を2019年の通行量と比較してみると西日本豪雨災害をはるかに凌ぐ最大で84%減少していることが分かる。また、西日本豪雨災害時は8月には通行量の回復が見られたが、新型コロナウイルスの影響では2月後半から通行量の減少が始まり、3月の中旬以降大幅に減少し4月に入っても回復の兆しが見られず長期化していることが分かる。